令和2年分 年確定申告

 2021年2月10日 2020年分の確定申告を行ってきました。

 最近国税庁ではネットでの申請を勧めているのですが、私は国民の義務である納税に関わる事なので間違いがあってはならないと思い、あえて確定申告の会場に行き税務署の皆さんからレクシャーを受けながら(アルバイトの方も混ざっているそうです)確定申告を行うようにしています(そう言いながらも去年は大きなミスを犯してしまったのですが・・・)。

 

 会場に着いたのは8時45分頃。建物内には入れましたが会場の入り口はまだ閉じられており、整理券を頂きました。整理券には「受付時間9時30分~10時」と記載されておりました。

 

 9時30分に受付会場に行きますとすぐに入る事ができました。整理券は事前にネットで受け付けを済ます事ができますが、何やら複雑で私は諦めた経緯があります。しかし会場を見てみるとネットとは縁の遠いような年配の方が事前受け付けをしており、少々驚かされました。

 

 さて事前に用意した資料を基に内訳書に記載し控除の欄を中心に税務署の職員の方に確認してもらいます。

 損害保険や国民年金などは控除証明書というものが年末におくられてくるのでそれを見せて控除してもらうのです。

 ここで私ふと気がついたのですが国民健康保険も控除欄があるのです。国民健康保険は年間70万近くも支払っていますので控除の対象となれば大きいと思い、税務署の職員さんに質問してみました。

「あの。国民健康保険も控除の対象なんですか?」

「ん? ああちゃんと支払った事が証明できるものがあれば控除されますよ」

一応自営業ですから国民健康保険は支払っていますが、控除証明書のようなものはもらった記憶がなく、支払った際の領収証書などももう処分していると思います。

「多分支払いを証明するようなものは残ってないと思います」

「それだとちょっと難しいですね」

 確定申告4回目にして初めて知った事実ですが国民健康保険も控除に対象になるのですね。今回は証明するものが無いから諦めますが、来年はしっかりと申告したいと思います。

 

 年間70万近く支払っている国民健康保険の控除ができないというのは残念ですし、今回も含めて過去4回控除をふいにしていたというのはなんとなく悔しさを覚えますが、少々高めの授業料だったと思い無理くり自分を納得させました。

 

 さて今回の確定申告ですが前回ご紹介したように主力のアドセンス収入が半分以下になっておりますので申告額もそれ相応に少なくなっており、予定納税としてすでに27万円納めているのですが、今回収入が減ったということで18万ほど戻ってくることとなりました。

 

 個人的には嬉しかったのですが、世の中にはコロナの影響で私のように税金が減った方が沢山いると思います。ですから来年の国の税収はかなり減ると思うのですが、日本大丈夫でしょうか?などと思った2020年の確定申告でした。