諦めきれない国民健康保険の控除

 2020年分の確定申告を済ませ予定納税も18万円ほど戻ってくることが分かり安心ホクホクの私・・・・・・な訳はありません。やはりどうしても国民健康保険の控除が悔しくてしょうがないのです。しかも過去4年間も控除行っていなかった。このような失敗を防ぐ為に毎年わざわざ確定申告の会場に赴き職員の方のレクチャーを受けてきたのに残念で仕方がありません。

 もちろん自分が一番悪いのですが「なんで税務署の人は控除の事を教えてくれなかったの」と八つ当たりにも似た感情がこみ上げてきます。

 

 自宅にもどり去年一年間に支払った国民健康保険料を確認してみると(年度初めに送付されてくる支払い予定額で確認しました)やはり70万円以上支払っています・・・・・・がここで私気がつきました「支払った証明書が無いのなら再発行してもらえばいいじゃないの」

 早速○○市の国民健康保険課に連絡してみると

「確定申告の際の健康保険料の控除は自己申告で支払いを証明するものは必要ないはずなのですが、間違いがあるといけないので担当部署にまわしますね」といわれ出納課(多分 ここらへんは記憶が曖昧です)に回線をつながれます。

 私が確定申告の会場で税務署の職員さんから聞いた話では「支払いを証明するものが必要」と言われたのですが、話が食い違っておりなにやら嫌な予感がしてきます。

 

 さて出納課に繋がれ担当の方とお話すると「証明書は依頼がないと発行出来ないので、郵送で発行依頼書をおくりますから必要事項を記載して送り返して下さい。そうすれば今度は国民健康保険の支払い証明書をお送りします」とのこと。

 

 なにやらゴチャゴチャしてきましたが支払い証明書はもらえるようなので,今度は税務署に連絡して「確定申告の修正申告をしたい」と訪ねると再度会場にきて手続きをしてくれればよいとのこと。再度手続きをするのは面倒ではありますが仕方がありません。今年は確定申告の受け付け期間も延長されるそうなので必要書類がそろったら修正申告をしようと思います。

 

 このように国民健康保険の控除は今回初めて行うこととなりましたが、今までの経緯を整理すると

 

1)国民健康保険は控除の対象ではあるが、自ら申告しないと控除されない。忘れたり気がつかないでいると永遠に控除されない。

 

2)控除の際には支払いを証明するものが必要ですが、これは自分で依頼しないともらえない。生命保険のように自動的に証明書が送られてくるわけでは無い。

 

 といったかんじでしょうか?もちろん私の聞き違いや勘違いがあるかもしれませんし、皆さんが住んでいる市町村によっても対応は違ってくると思いますが、今回は良い勉強になりました。来年からは気をつけたいと思います。